【栗拾い】
「モー子サン今度の土曜日私と栗拾い行かない?」



「キョーコあんた行ってあげるべき人がいるでしょう?その人と行きなさいよ!私倖一さんとデートがしたいの!!」



最近や俳優活動が盛んになってきたキョーコは、満足に親友デートが出来ずに不満に思っていた。



オフの日には必ず蓮の嫉妬で親友デートがつぶれひそかに怒り心頭であった。



そんな中、その様子をひそかに伺うショータローがいた。



「えぇーーーわたし蓮より、モー子さんと栗拾い生きたい。」



栗拾いの前日どこから聞きつけたか蓮は、キョーコに迫っていた。



「キョーコ、明日オフでしょ・・・俺と一緒に海に行かないかい?」



「ごめんね?蓮明日ちょっと用事があるのよ・・・」



「へぇーーーー俺より大事な用事って何?まさか男?」



そういったとたんに大魔王降臨した蓮はキョーコに詰め寄っていた。



その大魔王にもう慣れっこなキョーコはするするとかわし今は自分の部屋であるゲストルームに向かっていった。



ガチャンと鍵をかけて、入れぬように閉じこもるキョーコ



そのドアの向こうでキョーコを呼ぶ蓮の攻防が聞こえベッドにもぐりこんだキョーコはぷんすか怒りながらいつの間にやら眠ってしまっていた。



翌日、蓮に気付かれないようにこっそり家を出たキョーコが待ち合わせ場所へ行くとその様子を不破尚は隠れながら見ていた。



「モー子さんお待たせ〜」



「あんた敦賀さん大丈夫なの?」



「大丈夫よ・・・あんなやきもちやきしらな〜い。もう、嫉妬大魔王の事はほっておいて早く行きましょう?」



そうするとモー子さんの車に乗り込んで2時間ほどで山に着いた。



その間ショータローは、こっそりと跡を付けていた。



山ではきのこや栗がいろんな場所へ落ちていた。



きのこの食べられるものを知っていたキョーコはさっささっさときのこを拾い籠に入れていく。



栗の木の近くに行くと栗と一緒にきのこもかごに入れやがてかごがいっぱいになった。



その背後を不振人物が近寄っていた。



いきなり腕を掴まれたキョーコは悲鳴を上げ、思わず栗をぽんぽんと投げ始めた。



「いてーいてててて・・・やめろ・・いてーだろ」



「ショータローあんた何してんのよこんな所で」



「別にいいだろ?俺も栗拾いに着たんだよ!!」



尚の籠には一つも栗が入っていなかった。



そして栗が尚のセーターのあっちこっちに刺さって栗男になっていた。



キョーコは笑いがこらえきれずに馬鹿笑いを繰り広げていた。



「キョーコテメーよくも俺様に向かって栗を?」



「なによ!!栗男!!あっちへ行ってよ」



「キョーコ?何してるのよ・・・もうそろそろ帰るわよ」



「えぇーーーモー子さん来たばかりじゃない?」



「この栗ときのこ下処理に時間がかかるから家で調理しましょ」



「あ・・・そうねモー子さん。」



そういってキョーコはその場を後にした。



残された栗男ならぬ松太郎は二人きりになれずに悔しい表情でその場を呆然としていた。



一方、へたれな蓮のほうはキョーコが帰ってきたらおしおきを決意し部屋で悶々と待つのであった。



















〜おしまい〜











**********************************************************************
【あとがき】


peach tea no1様より相互記念SS【栗拾い】を頂きました!


『こんなんでどうでしょうか?
一応甘さ0%コメディー80%でちょっとした未来を書いてみました。
いろんな変なところがありましたら好きにいじくりまわしてくださいまっせ〜。
では、失礼おばいたします。』


以下、伽夜のコメント


まさしくコメディなお話をありがとうございます!
とっても楽しく読ませて頂きました!
秋といえば栗v私も栗は大好きです!…って話が脱線(汗)
キョーコちゃんとモー子さんの軽快な遣り取りも然ることながら、
魔王な蓮さんとちゃっかり付いてきている(栗男な)尚ちゃんに笑いました!


peach tea no1様
素敵な相互記念SSを有難うございますvv





更新 2009/11/06(金) 22:25:02
**********************************************************************

戻る Galleryに戻る Homeに戻る
ページTOP